円安でどんな影響が出るのか
今回も円安について触れていきます。
前回解説した「円安について」は記事を貼っておきます。
読んでいない方は、先ずはこちらから読んでみてください。↓
円安になっても、日本に住んでいる限り円しか使わないから大丈夫でしょ?
果たしてそうでしょうか。
ということで、円安になると、日本に住んでいる私たちにどういった影響があるかを解説していきます。
日本の自給率
自給率とは、食品の材料や製品の材料など、どのくらい国内で生産しているかを表す割合です。
ちなみに、日本の食糧自給率は約38%です。
つまり、約6割は輸入に頼っているということになります。
円安になると日本に住んでる人は貧乏になる
輸出よりも輸入が多い日本では、円安になると私たちの生活に影響を与えます。
例えば、アメリカから輸入の時は、海外の物を買うので円で買いません。
世界の基軸通貨であるドルで買います。
円安になればなるほど、日本円の出費が多くなります。
仕入れの出費が高くなるということは、物価高になるということです。
ここ最近、食料品の物価が上がっていますね。
私たちの生活に影響を与えます。
これが、円安になると日本に住んでいる人は貧乏になるということです。
おまけに、日経新聞の記事ですが、2022年度の貿易赤字は過去最大です。↓
日本の状況が良くないというのが分かるかと思います。
では、どうすればいいのでしょうか。
対策
対策は外貨を持つことです。
預金を全て円で持つと、円安になった場合、資産が目減りします。
1000万円の預金があっても、1ドル=100円の時と1ドル=150円の時では、実質的な資産価値は異なります。
つまり、1000万円の預金ではなく、500万円の預金と5万ドルの預金に分散することによって、円安になってもリスク回避ができます。
個人的には米ドルがおすすめです。
理由は、世界の基軸通貨であり、米ドルのシェア率が高いからです。
まとめ
気づかないうちに貧乏になっているかもしれませんね。
何もしないまま見過ごすわけにはいかない状況だとは思います。
少しでもいいので、日本の状況が良くないということを理解していただけたら、私の伝えたい事は伝わったかなと思います。
今回はこの辺で終わります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。