資本主義と共産主義
小学生や中学生時代に社会の教科書で習ったかと思いますが、資本主義と共産主義の違いについて書いていきます。
資本主義とは
一言で言えば、個人で自由にお金儲けしても良いということです。
稼いだお金は自分のものです。
その代わりに、個人間での格差が生じます。
資本主義経済は18世紀後半のイギリスで起きた産業革命をきっかけに成立しました。
自由競争により利益を追求すれば、経済成長するだろうという考えです。
ちなみに、日本は資本主義国家です。
共産主義とは
こちらも、一言で言えば、儲けたお金はみんな平等ということです。
お金は国が管理して、平等に共有する国家体制です。
聞こえはすごく良いですが、採用しない国がほとんどです。
その理由は、平等だとサボる人が出てくるからです。
どんなに頑張っても、結果を出しても平等です。
ソ連は、このサボりによって崩壊しました。
まとめ
資本主義国家では、勉強するしないで経済格差が生まれてしまいます。
フランスの経済学者であるトマ・ピケティという方が提唱した「21世紀資本論」によると、労働収入では、投資をしている富裕層に追いつくことはできず、格差は広がると言っています。
r > gという結果になりました。
rは投資家で、gは労働者です。
18世紀まで遡ってデータを分析した結果、rの収益率が5%なの対し、gは1〜2%程度しかなかったそうです。
つまり、投資をしていかないと裕福になれないということになります。
勉強しないと、生きていくのにはしんどいかもしれないですね。